BLANKEY JET CITY 「国境線上の蟻〜THE BEST」


河西裕介 (劇団「国分寺大人倶楽部」主宰)


みなさん、こんにちは。

「ロック」といえば「河西」、
「河西」といえば「ロック」、
演劇界一ロックな男、河西です。

僕がどのぐらいロックかというと、
女は常に5人いますし、
タバコは一度に3本ずつ吸いますし、
映画とかでよく世捨て人が持ち歩いてる酒入れる銀色のやつを持ち歩いてますし、
夜な夜なデンジャラスシティー(三鷹)を単車(ホンダのトゥデイ)で流してますし、
あと、風呂ではだいたい全裸です。

河西です。

そんな僕が選ぶ「人生の一枚」は、Blankey Jet City「国境線上の蟻」です。

金ピカでフルチンのジャケットの、ベストアルバムです。
選んでおいてナンですが、これ、あんまり人気ないんじゃないでしょうか。
ブランキーだったらもっといいアルバムありますね。
ベスト盤としても選曲が微妙ですね。
特筆すべき点といったら、未発表曲が2曲収録されていることぐらいでしょうか。

じゃあなんでこれを選んだかというと、理由は単純で、
初めて買ったブランキーのCDだからです。

当時僕は中学生でした。
中学生なので、髪にジェルをつけていましたし、カバンをつぶしていましたし、ケツの割れ目が見えるぐらいズボンを下げていましたし、母親をババアと呼びましたし、朝から晩までオナニーばかりしていました。

あと、髪にジェルをつけていました。

1998年。
中学三年生。
受験生。
あんまり友達いなかった。
小渕内閣。
モーニング娘。は安倍内閣。
ビジュアル系バンドが大流行。
hideが死んでしまった。
広末涼子さんが渋谷に対する苦手意識を吐露する歌を歌っていた。

そんな中、僕はBlankey Jet Cityに出会いました。
衝撃でした。
「PUNKY BAD HIP」にしびれ、「Dynamite Pussy Cats」に打ちひしがれ、「悪いひとたち」で涙が出ました。

その後すぐに解散してしまったのだけれど、僕の熱は冷めやらず、高校生になっても大学生になっても大人になっても、ブランキーを聴き続けました。

僕は今年で30歳。
ブランキーと出会ってから15年がたったということですね。
ベンジーは、永遠に僕のカリスマです。

演劇の脚本で「きっとかわいい女の子だから。」というセリフを書いたのは内緒です。
演劇祭のインタビューで「作品の見どころは?」と聞かれて、「……正義。」と答えたのは内緒です。

そんなわけで、いつの日かベンジーになれたらいいな、と思いながら日々生きております。
このへんでやめておきましょうか。
それではみなさん、さようなら。



河西裕介 (劇団「国分寺大人倶楽部」主宰)

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1998.1.21
国境線上の蟻〜THE BEST / BLANKEY JET CITY


1. 水色
2. パンキー・バッド・ヒップ
3. アイス・キャンディ
4. 絶望という名の地下鉄
5. クリスマスと黒いブーツ
6. Bang!
7. 嘆きの白
8. スノウ・バッジ
9. ダイナマイト・プッシー・キャッツ
10. スカンク
11. 悪いひとたち
12. 風になるまで
13. 15才
14. ガソリンの揺れかた
15. ジョン・レノン