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2005.08.18

代々木原シゲルpresents 飛べない鳥はうまく鳴けない vol.5 より
出演:キヌコ/心海/黄金の手/detune. ゲスト:平田真木/鳩山浩二

 

音楽好きが集まるお忍びの空間『飛べない鳥はうまく鳴けない』四谷天窓&comfortで毎月行われているこのイベントも8月で5回目を迎える。今回のテーマは「舞台」です。ステージそのものを白い紙に例え、歌の絵の具で原色をタイトに塗るようなそんな感覚。作品展を見に来るような感覚で是非、遊びにいらして下さい。


と、告知をしていましたが この日は
まさにそんなライブでした(笑)

  

2005/8/18 四谷天窓 ライブ風景

【Opening Act. I 】 平田真木【vocal/a.guitar】
1 怒りっぽい男の子の女の子
2 かけらの幸せ
- 今後の活動 - 9/17 四谷天窓・昼の部 13:00 st.
- HP - http://www.toshima.ne.jp/~hiratama/

彼女の唄の世界は彼女の周りで起こる小さな世界の中から生まれるようだ。なんでもなくて、なんでもないことが気になって、沸々と感じる。だからすっと入ってくる。誰しもが感じて、もちろん彼女も感じて、だから僕も感じる。

音楽は身近なところにある。気付くより感じる?思う?そんな単純なことをまずステージに残してくれました。

↑仕事帰りでこんな格好ですが(笑)と逆にその雰囲気に馴染んでいました。
 
 
 
【Opening Act. II 】 鳩山浩二【vocal/a.guitar/etc.】
1 鳩山トレイン
2 鳩山ブギ
- 今後の活動 - 9/11 荻窪ボクシングリーズカフェ『鳩山ホテル』
ほぼワンマンライブ。カバーとオリジナルの2ステージ。19:30〜
- HP - http://hatoyamakoji.com/

ステージに上がった瞬間、アレはなんだ?リコーダーを頭に巻き付け、ビニールホースを大胆にもガムテープで固定したモノ?を吹いてる?

おもむろにギターを弾きだしたかと思えば『はーとやまトレン♪』と彼の演奏は始まった。会場内は一斉にして「?マーク」やがて彼の動きはまるで貨物列車の車輪の様に忙しく動きだし、会場にとてつもないリズムが…。

弦が2本切れてもなお、演奏を続ける鳩山氏↓

なるほど、アレは汽笛だ!気付いた者もいれば未だ会場で何が起こっているのか状況がまったくわからない人もいたようだ。2曲目に入り、ド頭で弦が1本切れ、大暴れのまま「鳩山ブギ」続行!フィニッシュに向けてさらにもう1本切れ、なおも彼はリズムを刻み続ける。

なんとも不思議な夜の幕開けだ。

↑最後のMC、Tシャツのプリントの顔で喋る姿はなんともかわいらしく(笑)それでもって彼のユーモアと人間性が出ていました。
 
 
 

【Act. I 】 心海【もえ:vocal/piano/toypiano れいすけ:a.guitar

1 イントロ
2  カゲエ 
3 ボクモリゾランコ 
4 「 」
5 百歳のりんご
- 今後の活動 - 9/19 池ノ上Bobtail 19:00〜
12/2 四谷天窓.comfort『天窓歌姫 -深々version-』19:00 st.
- HP - http://www.kokoroumi.jp

ピアノの弾き語り?かと思えばポエトリーリーディング?アコースティックギターに弓?トイピアノ?

彼らはまさに音の表現者。

←『百歳のりんご』はまるで劇を見ているような、表情が素晴らしくよくて、一時も目を離せませんでした。

 

 

本人曰く、前を向いて歌いたくなかった…、ただそれだけだよーって言っていました↓
↑玩具箱をひろげたような、トイピアノ。なにか見ているだけでワクワクしてしまいました。

 

↑話し掛けるように歌ってました。


ギターに弓?なんともノスタルジック。→

「飛べない鳥はうまく鳴けない」に「鳴けない鳥は飛べないの?」と曲の中でポツリ。誰でも飛べるんだよ、心海はみんなで幸せに飛んでいろんな海に繋がられるように、最後にみんなひとつになれるようになるような海になりたいと教えてくれました。

【一言、お願いします】
もえ:いつも居心地のいい空間をつくってくれてありがとうございます。

 
 
 

【Act. II 】 黄金の手【レイナ:vocal ジャック・伝ヨ−ル:a.guitar
 
ムトゥ−アラータ−:violin 酒井たかし:電気フリカケ/cajon】

1 黄金の手
2  太陽のかけら
3 人間の夢
4 愛はたえまなく
5

夢よ私をつれてどこへ行く

6 黄色いバラ
- 今後の活動 - 9/21 新宿ネイキッドロフト 黄金の手主催『生命5』19:00 st.
12月上旬 CD発売予定
- HP - http://www.mikids.jp/ougon/
←次回のライブでCDを発売予定のムトゥ−アラータ−さん。
↑ステージ上に現れたレイナさんの気迫、目線は、まるで炎の中で全てを操るような、なんとも一言では表せないものがありました。
突然会場におりて客席で歌い出したり、しゃがみ込み泣きじゃくるように歌う、レイナさん→
カホンを叩きながら電飾パッドを叩く、酒井たかしさん→

↑飛び跳ねたり、気狂いな動きをしたり、まるで音楽というよりその場の空気全体を大きな力で操るように。ギターの指揮者ジャック・伝ヨ−ルさん。
   

叫び、ジャンプ、気迫、ジャンプ、刻みに刻み込まれた独特のリズム、ジャンプ、彼らの音楽は心臓の鼓動によくリンクする。

ギターのジャック伝ヨ−ルさんが気狂いな動きを見せる横で、レイナさんは笑顔で歌い出す。リズムの狭間を埋めるかのように電気フリカケを飾る酒井さんもエレキな音色とアコースティックではお馴染みのカホンとをうまく掛け合わせ、さらに絶妙な感覚でムトゥ−アラータ−さんのバイオリンが包み込む。

まさに一心同体とはこういうことなのかと、魅せつけられました。

【目指す場所は?】
レイナ:私達にとってそれは場所ではなくて、"続けること"

【今、現在はどれくらい続いているのですか?】
レイナ:5年、続けながらみんなと一緒に歌える唄を作り続けたい。
そう、"みんなと" が大事。

 
 
 
【Act. III 】 キヌコ【vocal/a.guitar】
1 これすなわち行の道
2 行かないで
3 私の夢
4 ボロ
5 吐くのがこわくて
6 ありがとう
- 今後の活動 - 10/19 四谷天窓 町田文野誕生日企画『パンドラの箱』
- HP - http://www3.to/kinuko
←ステージ上には、ひときわ目をひく大きな歌詞看板。

 

 

 

まっすぐな唄がお客さんに突き刺さる↓
彼女ほど、自分をさらけ出して、思っている事を口に出して唄に出せる人はいない。これは断言できます。歌心のない、彼女の事を何も知らない人が彼女の音楽を聞いたら、最初は「汚らしい」と思ってしまうのかもしれない。が、しかし1曲目が終わる頃には彼女の真直ぐな視線に気付かされる。これは「愛」だ。
←途中、弦が切れてしまうというハプニングがありましたが、そのことをお客さんに気付かせないほど集中していました。

 

 

 

 

 

背中には飛べない鳥はうまく鳴けないの文字が。自作の衣装。ちなみに彼女はこのイベント最多出演!↓

彼女はこんなにも自分を歌っている。あなたは人間関係を築く時、まず何をしますか?自己紹介…。その人とより仲良くなるためにはどうしますか?悩み相談…?ここまできて自分をどこまで出せるでしょうか?「本当の友達なんていないよ」なんて愚痴が飛び交う世界で、何が足りないのか?いきつくとこそれは全て "自分を出せているか" に辿り着く。

究極の「素直」究極の「純粋」に気付く。不思議と彼女の周りは人で溢れている。彼女といれば真直ぐでいられる。そして、僕もそんな彼女の周りにいる一人だ。

【何か一言下さい】
キヌコ:わかるやつにわかればいい。
自信はないんですけど、やろうとしてることには自信があるんで。
音楽じゃなくて、私という人間が伝わってくれたら幸いです。

 
 
 

【Act. IV 】 detune.【郷拓郎:vocal/a.guitar 石塚周太:chorus/bass】
(support → 丸尾和正:cajon)

1 半世紀前の前の唄
2  かげおくり
3 宅録ベイベ−
4 あやか市のTAXMAN
5 ムシバメルモノ
6 コナトカス
7 ハイファイ・ホリデー
En. はいからー・きゅーちくる
- 今後の活動 - 10/7 渋谷O-Crest adv.\2000(+1D)
- HP - http://www.geocities.jp/detunedetune/

宇宙人?男?女?そんな中性的な存在?今回は珍しくシンプルにアコースティック。彼ら曰く、「蕎麦は塩で食べるのがうまい」今回はどうやらそういうことらしい。

次回から完全なバンドで活動が決まったらしく、今回を最後に天窓とは当分お別れ。最後は天窓のコンセプトに沿ってくれたんだ〜。

↑たしかなリズム。たしかなクオリティー。実力はこの上ない。

なんにせよカッコ良かった。型のないメロディーライン、変則で不思議で、でもなんだか聞きやすくてポップ。

アコースティックは音楽を浮き彫りにする。本来のdetune. が見れました。今までになく多くの曲を披露してくれて、お客さんも満足そうでした。

↑浮遊しているような、ふわふわ揺れながら歌う二人。
←彼らは必ず、売れる。
ボクはひそかに思ってます。
【目標は?】
郷:全国大会で北高に勝つこと。3:2で勝つこと。
周太:ネクタイをねえ、あの…あれだ、あとはサイトウくんに任せるよ。
郷:あ、待って、あ、それでいいよ。ちゃう、俺はねえ…あぁ、オツカレした〜。

 

 

次回「飛べない鳥はうまく鳴けない」
 
9/26(月)19:00開演 \1,000- 
-四谷天窓.comfort-
小林少年/いわべけんじ/柿沢豊/他
10/6(木)18:30開演 \1,000- 
-四谷天窓-
タテイシミキト/アマツチワヘイ/福田舞/よしむらひらく/イッチ−/ダチオ/ミチル
 
主催 飛べない鳥の代々木原シゲル

取材・文:齋藤賢人, 撮影・html構成:高橋慎一郎, Copyright 2005, (c) G.T.O. Group All Right Reserved.