GUN-GRU-OWNの由来ー。

【哲夫】眼-回-音(眼を回すような音楽)という言葉から作られました。自分達の唯一無二の音楽を求めてグルグル転がり続けたいという意味も込められています。

【芳明】横文字表記に悩んでた時に「GUN-GRU-ON」だとなんかバランス悪いし、ピントこない。当て字だけど「ON」を「OWN」にしたんです。「GUN=打って」「GRU=回って」「OWN=自分へ」、つまり『自分達の音や言葉はやがて自分達に返ってくる』というなんともこの世の真理的なテーマができたんです(笑)。これや!とバチーンと来ましたね。オーディエンスやリスナーさんって、僕たちの音を映し出す鏡みたいなものだし、そんな当たり前の事を大切にしていきたい、という気持ちが入っています。本当に色んな意味を持てる名前だなーと思いました。

4人となってから現在までの流れー。

【芳明】哲夫が「ボーカルやるよ」と言い出した時、正直半信半疑でした(笑)。ライブをやらないとうまくならないんだけど、ライブをやればやるほど自信をなくしていく…という(笑)。バンドのサウンドも中々定まらず、今までの経験は何だったのか、と愕然とした時もあります。それでも「絶対できる」という確信はあったんですよね。根拠のない自信(笑)?っていうか。そんで、もがき続けてたら、ある日突然パーン!と何かが変わったんです。サウンドが明らかに今までのものと異質でした。活動再開して1年半くらい経ったある夏の日のライブだったと思います。「できる」と確信があっても、続ける事には根気がいります。続けてきて良かったと思います。

【哲夫】「せきずい」という5人組のバンドで10年間走り続けていましたが、核となるボーカルが2010年に脱退し活動休止。当初はボーカリストを探していたんですが、やはり気の知れたこのメンバーだけで続けた方が、また新しい可能性も見出せると信じ、残りの4人でガングルオンとして活動を再開する事を決めました。自分がボーカリストに転向してからは「歌う事って、こんなに苦しいのか!?」と、負のスパイラルにずっとハマっていましたね。。このもどかしい気持ちをどこにもぶつけられず、歌う事に恐怖を覚えたりもしました。今では笑い話で話せますが、当時は本当に苦しかったですね(汗)ただ、今は本当に続けていて良かったと思える自分自身とガングルオンの音があります。そして、変わらずに応援してくれるファンの皆さんにも本当に感謝です。

2ndアルバムエピソードー。

【哲夫】今までのレコーディングとは全く別の方法で作りました。音を録るマイクのセッティングから、音決め、アレンジ、MIX作業等を全て自分達だけで行いました。自分達の音を改めて俯瞰してみると、色んな発見がありましたよ。当然、最初からうまくいくはずもなく。。時間は十分にあったんですけど、時間をかけすぎて後半かなりタイトなスケジューリングでした。そのおかげでしっかりと作り込む事が出来ましたけどね。でも、今回のレコーディングで死にそうになっていたのはヨシアキなんですけどね(笑)

【芳明】バンドを長くやっていても、音楽の事で知らないことって意外と多いんですよね。どうせレコーディングするし、ちゃんと作り込みたいし、だったら自分達で全部やっちゃおうと思い切りました。必要機材は買いそろえて、マイキングからミキシング、基本的なところを全てイチから勉強して、本当苦悩だらけの半年だったけど、なんとか作品として仕上げる事ができて、今はただただほっとしてます。メンバーからも「本当にできるの?」と思われてたと思うし、心配かけたな、と思います(笑)。それでも「絶対できる」という確信はあったんですよね(笑)「Today」というタイトルは、楽曲の「today」からとったものですが、楽曲とは差別化したくて「Today」にしました。この3年間、取り巻く環境含め、色んな事と向き合ってきました。その3年間を詰め込めたアルバムになったと思います。ここからさらに前進できると確信した作品になったと思います。

【和広】最低限の機材の中で録りましたが、前バンドを含めて、今まで録ってきた音の中で内容的に一番満足しています。といっても自分の中でまだまだだと思ってるんだけど、良い意味でそれぞれの自分らしさが出せたかなと。改めて、自分に足りないものも良いものもはっきりした気がして、次に繋げられると感じてます。

ツアー先での思い出エピソードー。

【哲夫】やっぱりツアーといえば、その土地の美味しい物を食べられる事ですねー。欲を言えばツアー翌日は完全オフで食べ歩きをしたいくらいです。

【芳明】土地それぞれの街の空気が好きで、時間があったら出かけてました。昔は必ずといっていいほど、その宿を拠点にランニングしてました。最近は昔のようになかなかツアーにいけないし、行ったとしても日帰りなのが残念です。泊まりでツアーに行きたいですね。

【和広】やっぱり、ツアーはその土地の空気感ですかね!?特にお客さんのパワーが土地によって全然違うんで、それを感じるのが好きです。芳明も言ってますが、最近はツアーに行っても最近は日帰りなんです、、、(泣)ホントはその土地での夜の打ち上げを楽しみたいですけどね〜。あ!仙台ジャンクボックスの時は決まってリハーサル後にライブハウス横の中華屋さんで食べてます。か〜な〜り量が多いんで、よくライブ最中でもお腹パンパンのままプレイしたのを思い出します。

今後の展開ー。

【哲夫】ガングルオンとしてのライブや、ソロライブや少数編成でのライブなど、今までも行っていましたが、もっと多くの方に僕らの音を届けたいと思っているので、昨年よりもライブ本数を増やす事が目標です。少しずつですが、色々な形で皆さんに届けられるように頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします。

 
音波マガジン
2014年6月号表紙
GUN-GRU-OWN
(ガングルオン)
 
 前身のバンド「せきずい」のボーカル脱退後、ギター塚田がボーカルへ転向。メンバー全員が作詞作曲を行い、日常に見え隠れする当たり前の愛をテーマに、馴染みの言葉を捏ねくり回して歌う。ギター・ベース・ドラムのボトムにキーボードサウンドをフィーチャーし、ガングルオンとしての独自のサウンドスタイルを志向し続けている。ソロライブやアコースティックライブも定期的に行い、常に楽曲の多面性を追求する。そのアレンジには各方面から定評がある。

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